法科大学院を修了した後には、社会の多様な分野で活躍する道が開かれています。本法科大学院では、そうしたさまざまな進路への案内・支援を積極的に行っています。

就職支援室・進路懇談会

就職支援室を設置して、就職・進路に関する情報提供を随時行っているほか、毎年、企業や中央省庁、弁護士等のご協力のもと、在学生・修了生を対象に、進路懇談会を開催しています。懇談会は、例年多数の在学生・修了生が参加しており、大変好評を博しています。この会が就職のきっかけになったという例も少なくありません。

進路懇談会の内容

全般ガイダンス

就職活動に関する全般的なガイダンスとして、弁護士事務所・民間企業・自治体・中央省庁等に就職した本法科大学院修了生から、座談会形式で、経験談など様々な話を聴くことができます。

民間企業関係の説明会

民間企業の法務部・人事部の担当者から、民間企業における法科大学院修了者の就職状況・活躍状況などについての説明を聴くことができます。さらに、各企業ごとに個別に面談を受けることもできます。

法律事務所関係の説明会

弁護士や、就職活動を経験した司法修習生から、法律事務所への就職活動に関する情報提供やアドバイスを受けることができます。

検察庁・中央省庁関係の説明会

法務省・検察庁の検察官や、人事院など中央省庁の職員から、それぞれの職務の内容とその魅力、やりがい等について話を聴くことができます。

研究者養成のための取組み

研究者を志望する学生のために、より学術的・理論的な知見を習得させることを目的とした科目(各種の理論演習など)を開講しています。いずれも2単位の選択科目です。これらの科目のうち一定の科目では、より創造的な問題探究能力の研鑽の機会として、リサーチペーパーの作成・提出を認め、かつ、これを推奨しており、合格した場合にはさらに2単位が与えられます。
また、研究者養成制度説明会を開催して、博士後期課程への進学制度等について説明し、研究者の道に関心のある学生の相談に応じています。

法科大学院を修了して博士後期課程に進学した学生のために、特別な研究支援・経済的支援の制度も設けられています。

特定研究学生プロジェクト