教員プロフィール
山本 敬三  (やまもと・けいぞう) 教 授
担当科目
民法総合1−@
財産法の基礎1
民法理論演習
民事法文書作成
法律基礎科目演習A
ビジネス法務調査とプレゼンテーション
主要研究テーマ
  この数年来の研究テーマは「法体系における私法の役割」であり、憲法をベースとした法体系の構造把握を手がかりとして、公法と私法の関係、ならびに契約法と不法行為法の再構成をこころみている。具体的には、まず総論として、憲法の私人間適用論を題材にしながら、「憲法システムにおける私法の役割」を明らかにするとともに、私法関係において基本権が侵害されている場合の救済法理について検討を進めている。また、そのような検討から得られた契約規制に関する知見をもとにして、消費者契約法をはじめとした各論的な検討を進め、さらに民法の改正に向けた立法提案も行っている。
 以上の研究活動の成果をふまえながら、民法全体の教科書を作成することを目指して、民法総則および契約法に関する教科書を発表している。
学歴・学位
京都大学法学部卒
博士(法学)
職 歴
京都大学法学部助手、同助教授を経て、現職
最近5年間の主要研究業績
著 書
■平成23年度
・山本敬三『民法講義T総則〔第3版〕』(有斐閣)(全653頁)
■平成24年度
・山本敬三〔解旦訳〕『民法講義T総則〔第3版〕』(北京大学出版社(中華人民共和国))(全428頁)
■平成25年度
・クリスティアン・フォン・バール他編(窪田充見=潮見佳男=中田邦博=松岡久和=山本敬三=吉永一行監訳)『ヨーロッパ私法の原則・定義・モデル準則―共通参照枠草案(DCFR)』(法律文化社、2013年)(全498頁)
論 文
■平成23年度
・山本敬三「債務不履行責任における『帰責事由』」法学セミナー679号(2011年)10〜15頁
・山本敬三「民法改正と錯誤法の見直し−自律保障型規制とその現代化」法曹時報63巻10号(2011年)1〜71頁
■平成24年度
・Keizo Yamamoto, Nullity of Contracts (juristic Acts) due to a Violation of Mandatory Public Law Provisions, in: Moritz Bärz/ Marc Dernauer/ Christopher Heath/ Anja Petersen-Padberg, Business Law in Japan - Cases and Coments, Kluwer Law International, 2012, pp.5-16 Keizo Yamamoto and Tomohiro Yoshimasa, in: Ken Oliphant/ Gerhard Wagner (eds.), Employer's Liability and Workers' Compensation, De Gruyter, 2012, pp.333-350
・山本敬三「日本における債務不履行法の変遷と課題−ドイツ法との対比から」松本恒雄先生還暦記念『民事法の現代的課題』(商事法務、2012年)405-421頁
・山本敬三「第三者への事務処理の委託−信託法改正の意義と民法改正の課題」ジュリスト1450号(2013年)52-59頁
・山本敬三「消費者契約法の改正と締結過程の規制の見直し−誤認による取消しの現況と課題」平野仁彦=亀本洋=川濱昇編『現代法の変容』(有斐閣、2013年)313-370頁
■平成25年度
・山本敬三「民法の改正と民法典の体系」田原睦夫先生古稀・最高裁判事退官記念論文集『現代民事法の実務と理論』(金融財政研究会、2013年)1-45頁
・山本敬三「契約の解釈と民法改正の課題」石川正先生古稀記念論文集『経済社会と法の役割』(商事法務、2013年)701-759頁
・Keizo Yamamoto, Die Entwicklung des Leistungsstörungsrechts seit 1900 – die japanischen Erfahrungen, Zeitschrift für Japanisches Recht Sonderheft Bd.7, 2013, SS.53-66
・山本敬三「消費者契約法における締結過程の規制に関する現況と立法課題−不実告知・不利益事実の不告知・断定的判断の提供・情報提供義務を中心として」河上正二編著『消費者契約法改正への論点整理』(信山社、2013年)371-398頁
・Keizo Yamamoto, Rechtsvergleichende Untersuchung des japanischen und deutschen Leistungsstörungsrechts, Yu-Cheol Shin (Hrsg.), Rezeption europäischer Rechte in Ostasien, Bobmunsa (Korea), 2013, SS.105-120
・山本敬三「差別表現・憎悪表現の禁止と民事救済の可能性」国際人権24号(2013年977-80頁
・山本敬三「法律行為通則に関する改正の現況と課題」法律時報86巻1号(2014年)11-21頁
■平成26年度
・山本敬三「「動機の錯誤」に関する判例の状況と民法改正の方向(上)(下)」NBL1024号(2014年)15〜28頁・1025号(2014年)37〜46頁
・Keizo Yamamoto, Grundfragen des Schadenersatzrechts aus japanischer Sicht, Helmut Koziol(Hrsg.), Grundfragen des Schadenersatzrechts aus rechtsvergleichender Sicht, Jan Sramek Verlag, Wien, 2014, S.575-749
その他
■平成22年度
・山本敬三「公序違反の判断基準時」松本恒雄=潮見佳男編『判例プラクティス民法T総則・物権』(信山社、2010年)71頁
・山本敬三「インタビュー:山本敬三教授に聞く 債権法改正の現在」法学セミナー667号(2010年)18-28頁
・内田貴=大村敦志=角紀代恵=窪田充見=高田裕成=道垣内弘人=中田裕康=水野紀子=山本敬三=吉田克己「座談会(2006年)―第1次案を受けて」中田裕康編『家族法改正―婚姻・親子関係を中心に』(有斐閣、2010年)207-305頁 
■平成24年度
・荒木尚志=大内伸哉=土田道夫=中田裕康=山川隆一=山本敬三「座談会『債権法改正と労働法』」土田道夫編債権法改正と雇用・労働契約に関する研究会『債権法改正と労働法』(商事法務、2012年)243-346頁
■平成25年度
・山本敬三「パトローヌスとしての星野英一先生」内田貴=大村敦志=星野美賀子編『星野英一先生の想い出』(有斐閣、2013年)222-225頁
・Keizo Yamamoto, Looking Back on the Accomplischments of Professor Zentaro Kitagawa, Journal of Japanese Law, No.36, 2013, pp.299-303
・山本敬三「北川善太郎先生のご業績を振り返って」北川善太郎先生追悼文集刊行委員会編『北川善太郎先生を偲ぶ』(商事法務、2014年)5-14頁
■平成26年度
・山本敬三「公序良俗と不法原因給付」千葉恵美子=潮見佳男=片山直也編『Law Practice民法T総則・物権編』(商事法務、第2版、2014年)49-55頁
・Keizo Yamamoto, Besprechung: Meiko Dillmann, Der Schutz der Privatsphäre gegenüber Medien in Deutschland und Japan, UFITA Archiv für Urheber- und Medienrecht 2014/U, 2014, 595-602
・山本敬三「人格権−北方ジャーナル事件」潮見佳男=道垣内弘人編『民法判例百選T総則・物権』(有斐閣、第7版、2015年)10-11頁
・山本敬三「公序良俗違反(2)−証券取引における損失保証契約」潮見佳男=道垣内弘人編『民法判例百選T総則・物権』(有斐閣、第7版、2015年)28-29頁
・山本敬三「相続放棄と登記」水野紀子=大村敦志編『民法判例百選V親族・相続』(有斐閣、第7版、2015年)146-147頁
学外での活動
・法制審議会民法(債権関係)部会幹事
・内閣府障害者政策制度推進会議差別禁止部会委員
・内閣府障害者政策委員会専門委員
・産業構造審議会臨時委員
・消費者契約法専門調査会委員
・司法試験考査委員
・民商法雑誌編集委員
・Editorial Advisory Board, Journal of European Tort Law (JETL)
・Fellow of the European Law Institute (ELI)
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