教員プロフィール
吉政 知広 (よしまさ・ともひろ) 教 授
担当科目
民法総合1
民事法文書作成
主要研究テーマ
主に契約法について研究を進めている。その際の問題意識は、契約当事者の間で生じる様々な紛争の解決にあたって当事者の締結した 契約がどのような意義を有しており、当事者による紛争の解決を支援するために法がどのような役割を果たすべきかという点にある。 事情変更法理、不能法理の研究から研究生活をスタートさせたが、契約という法技術のもつ意味が分散化、多層化する今日の状況の中、 伝統的には民法学の対象とされてこなかった問題についても検討を進めている。
学歴・学位
京都大学法学部卒
博士(法学)
職 歴
名古屋大学大学院法学研究科助教授(准教授)・教授を経て、現職
最近5年間の主要研究業績
著 書
・大村敦志=道垣内弘人編『解説改正民法のポイント』(有斐閣)(2017年刊行予定)(分担執筆)
・『事情変更法理と契約規範』(有斐閣)(2014年)(単著)
論 文
■平成29年
・“Primary Purpose of Civil Procedure - A Perspective from the Japanese Civil Code”, in: Alexander Bruns and Masabumi Suzuki (eds.), Realization of Substantive Law through Legal Proceedings, Mohr Siebeck, 2017, pp. 25-32.
・「FRAND宣言のされた特許権の侵害を理由とする損害賠償請求――交渉促進規範の観点からの検証」名古屋大学法政論集270号249‐260頁 (2017年)
■平成28年
・「書評:山城一真『契約締結過程における正当な信頼』(民法学のあゆみ)」法律時報88巻5号125‐129頁(2016年)
■平成27年
・「被害者の意思的な関与による不法行為規範の変容――契約における不法行為責任に関する規律、被害者の同意、危険の引受け」 現代不法行為法研究会編『不法行為法の立法的課題』(別冊NBL 155号)59‐70頁(2015年)
・「公務員に対する国の安全配慮義務)」中田裕康=窪田充見編『民法判例百選II債権〔第7版〕』(有斐閣)6‐7頁(2015年)
・「不特定物の売買と瑕疵担保」中田裕康=窪田充見編『民法判例百選II債権〔第7版〕』(有斐閣)108‐109頁(2015年)
■平成26年
・「書評:松井和彦『契約の危殆化と債務不履行』(民法学のあゆみ)」法律時報86巻5号149‐153頁(2014年)
・「安全配慮義務違反」千葉恵美子=潮見佳男=片山直也編『Law Practice II債権編〔第2版〕』(商事法務)30‐35頁(2014年)
・「事情変更の原則」千葉恵美子=潮見佳男=片山直也編『Law Practice II債権編〔第2版〕』(商事法務)15‐19頁(2014年)
■平成25年
・「契約の改訂と仲裁」名古屋大学法政論集254号433‐457頁(2014年)
■平成24年
・「被災地借地借家法における借地権に関する特例」ジュリスト1459号46‐51頁(2013年)
・「論文紹介:不公正な契約条項に対する規制の効果(Omri Ben-Shahar, Fixing Unfair Contracts, 63 Stan. L. Rev. 869, 2011)」 アメリカ法2012‐2号339‐342頁(2013年)
・「信託の変更と継続的契約関係の調整」ジュリスト1450号60‐64頁(2013年)
・「使用者の安全配慮義務違反を理由とする労働者の損害賠償請求と弁護士費用」ジュリスト臨時増刊1453号(平成24年度重要判例解説) 73‐74頁
■平成23年
・“Employers’ Liability and Workers’ Compensation: Japan, in: Employers’ and Workers’Compensation”, in: Ken Oliphant and Gerhard Wagner (eds.), De Gruyter, 2012, pp. 333-350(共著)
・「信頼関係破壊法理の機能と展望」NBL 983号40‐49頁(2012年)(松尾弘=山野目章夫編『不動産賃貸借の課題と展望』(商事法務・2012年)139‐156頁に所収)
その他
学外での活動
私法学会運営懇談委員
法制審議会 被災関連借地借家・建物区分所有法制部会幹事(2013年まで)
Copyright(C)2008-2017 Kyoto University Law School All Rights Reserved.