学習環境

法科大学院生の日々の学習を支える環境として、次のような施設・設備が整えられています。

自習室・図書室

法科大学院棟の1階と2階には、自習室が計3室あり、在学生全員が利用するのに十分な数の座席が用意されています(総数486席)。1階の自習室の地下には開架式の書庫もあり、学習に必要な書籍や雑誌が揃っています。
また、内外の多数の文献・資料を所蔵する法学部図書室も利用できます。

情報関連設備

1階の自習室内の情報検索室では、備え付けのパソコンで法律・判例情報の検索ができます。自習室や各教室には無線LANが設置されており、私物のノートパソコンでも情報検索が可能です。
学生全員にWestlaw Japan Academic SuiteのサービスのユーザIDが貸与されますので、ネット接続できる環境ならどこででも、法律・判例情報の検索が可能ですし、授業の予習課題の指示や資料の配付も受けられます。同サービスの利用方法や法律・判例情報の調査の仕方は、入学後、開講前の集中講座の中で学べます。

その他

法科大学院棟には個人用ロッカーを設置し、学生全員に貸与しています。自主的な勉強会に利用できる多目的室や、休憩・談話用のリフレッシュルームも用意されています。

法学未修者への学習サポート

法学未修者には、とくに次のような学習支援を行っています。

日々の学習サポート

法文書作成能力の向上を目的とした基礎科目「法律基礎科目演習」の開講と、教育補助スタッフによる学習支援(1年次の基礎科目と並行した知識確認のための小テスト)を通じて、日々の学習を丁寧にサポートしています。

担任制度

学生10数名のグループごとに1名の教員を担任として割り当て、学習全般に関する相談に応じています。

修了生との懇談会

法学未修者出身の修了生を招いての「法学未修者キャリアサポート・学習サポート懇談会」を年に数回開催して、学習の方法のほか、修了後の進路に関して助言を受ける機会を提供しています。

導入サポート

入学前に、法学未修者枠の合格者を対象とした授業見学会や事前学習の指示を行い、また、入学後、開講前の集中講座の中で法学未修者向けの導入授業を実施することで、法律学を初めて学ぶ人でもスムーズに法科大学院での学習を開始できるように配慮しています。

健康相談・生活相談など

京都大学では、学生のさまざまな相談に応じ、支援するため、次のような機関が設けられています。

健康相談 京都大学健康管理室
カウンセリング 京都大学 学生総合支援機構 学生相談部門(SSC)
障がいのある学生の支援 京都大学 学生総合支援機構 障害学生支援部門(DRC)

このほか、学生生活全般に必要な情報、各種の相談窓口などについて、下記のウェブサイトも参照して下さい。

京都大学ウェブサイト(教育・学生支援)

京都大学ウェブサイト(事例別相談窓口一覧)