法学未修者特別選抜について

京都大学法科大学院では、平成29年度入学者選抜(平成28年実施)から、法学未修者枠について、従来の方法による選抜に加えて、「法学未修者特別選抜」を実施しています。 この「法学未修者特別選抜」には、次のような特徴があります。
  • 出願資格を有するのは、他学部出身者(大学で法律学以外の学問分野を専攻した者。主として政治学等の隣接分野を学修した者を含む。卒業見込みの者を含む。)又は社会人(本法科大学院入学前に、少なくとも1年程度、主として学業以外の活動に従事した経験を有することとなる者。法学部出身者を含む。)に限られます。
  • 令和7年度(令和7年4月1日入学)入学者選抜においては、法学未修者枠(35名程度)のうち15名程度を「法学未修者特別選抜」により募集します。
  • 従来から法学未修者枠で実施している小論文試験は行わず、口述試験を実施します。口述試験では、法科大学院で学修して法曹となる者としての適性を審査するものとし、試験室で提示する題材に基づく試問と出願者の提出書類に関する試問をします。口述試験は、法律学の知識の有無を問うものではありません。口述試験は、京都市内と東京都内の2会場で同日に実施します。出願者数が30名程度を上回った場合は、学業成績等出願書類の内容に基づき、合格者を30名程度とする第一段階選抜を実施することがあります。最終合格者の決定は、学業成績等出願書類の審査結果に口述試験の成績を加えた総合点に基づき行います。
  • 「法学未修者特別選抜」に出願した者も、法学未修者一般選抜又は法学既修者枠の入学者選抜に出願することができます。
具体的な入学者選抜の内容については、学生募集要項を参照してください。